本学日本文化学部国語国文学科と、愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻のコラボレーション講義を実施しました
本学日本文化学部国語国文学科?宮崎真素美教授と、愛知県立芸術大学美術学部デザイン?工芸科デザイン専攻?佐藤直樹教授のコラボレーション講義「本の世界―編集と装幀/一冊の本ができるまで」を実施しました。
講義では、琥珀書房社主で編集者の山本捷馬氏とブックデザイナー?イラストレーターの野田和浩氏をお招きし、宮崎教授の著書『鮎川信夫と戦後詩―「非論理」の美学』(琥珀書房、2024年)の発行に際して、その編集過程において研究者と編集者が、また装幀において編集者とデザイナーがどのような相談があったか、刊行までの実例をもって説明いただきました。
学生から、編集者として著者に対してどのように考えて編集の提案を行ったか、またデザイナーは著者と読者のどちらの意向でデザイン制作を行うか、などの質問があり、講義終了後も講師との間で活発な意見交換がなされました。